これまでにないくらい、今、練習してる。
Krushのベルトは絶対獲ってみせる！本気。

「今、実は絶好調に調子が悪い。でも、それでいいんです。トーナメント中なんで。今、調子悪いくらいじゃないと試合ができない。絶好調に調子悪い＝練習できているってことなので、試合に向けて着々とコンディション整えていきます。今回のKrushはベルトがかかっていて、俺にとっては本当に大切な大会といえる。K-1はイベント感覚なところがあるけれど、このKrushは本気で獲りにいく！だから意気込みがまたちょっと違うっすね。なので、最近俺、ピリピリしているみたいで、周りがあまり近寄ってこない。笑」

どんどん進化しているって自信がある。
30過ぎて確実に強くなっている。

「33歳になって、体は衰えていくでしょ？とか、よく聞かれるんだけど、俺の体、衰えるどころか調子が上がってる。格闘技は20代でやるものってイメージが強いと思うけど、結局ダメージの世界だから、20代でがっつりダメージ受けてきた奴より、俺みたいに大してダメージを受けずにきた30代の方が元気なの。持論だけど。だから今、20代の奴らと同じ練習やっても、負けない。遅咲きって言われるけど、30過ぎてやっと地に足がついて、やっと集中して格闘技に打ち込めている。どんどん強くなっている気がしているんです。」

トレーナーはつけない主義。すべて自分次第。
それでやりきることが俺の中での“追い込み”。

「とにかくまず走る。朝１時間を毎日。試合前には坂道とか階段ダッシュも入れて、より一層追い込みます。俺はトレーナーをつけていないんですよ。仲間でトレーニングっていうのが嫌で、追い込みは完全に一人でやるタイプ。メニューも自分で決める。今年は一人でタイにも行って、トレーニングしてきました。現地では結構攻めて、辛くて泣いた(笑)。もちろんトレーナーがいたら、自分でやる以上に身体的には追い込めるはず。でも俺の中の追い込みって、もっと精神的なものなんです。一人で、必ず、やり遂げるということ。」

もちろん食事のメニューや体重管理も
自分に合ったやり方を自分で考える。

「俺、筋肉がつきやすい体質なんで、トレーニングしながら体重コントロールすることも考えないといけない。ただ、とにかくさっぱり系の食べ物が好きで、肉が嫌い。というか、あまり肉を食べないし、暴飲暴食しないから、体重管理がさほど難しくないのかもしれない。トレーニング同様に、食事のメニューも自分で決めて作っています。とまぁ、なんでもかんでも「自分で」みたいな言い方していますが、家族や仲間たちの支えあってこそ、自分の判断で何事も進められているので、ワガママやらせてもらって感謝しています。」

俺が主夫だってみんな知っているのかな？（笑）
家事・育児は基本すべて俺の役割です。

「23歳で結婚して、子供ができて、嫁は出産して2週間で仕事復帰したんです。だから家のことは俺の担当。オフどうこうっていうより、毎日子供と一緒にいる。ただし、嫁とはなかなか休みが合わないから、家族みんなでゆっくり過ごせるのは盆暮れ正月しかない。そのぶん、試合がないときは毎日一緒に晩酌して、コミュニケーションとっています。こうして格闘技できているのは、彼女のおかげ。彼女が「仕事なんかしないで練習しろ！」って言ってくれて、背中を押してくれたおかげで、格闘技に集中できる今がある。」

いつもセットアップを着ているかも。
そうじゃない日は“キムタクアメカジ”。

「基本着るものはラフ。子供たちと思いっきり遊ぶにも、トレーニングの行き帰りも、セットアップなら動きやすくて楽だし、簡単にスタイルも決まるからセットアップが好きっすね。73Rのものは、これまでリリースした全種類、多分持っている。他のブランドのものもたくさん持っていて、クローゼットがセットアップだらけ(笑)。そうじゃない日は、“キムタク”スタイルで！木村拓哉に憧れてきたし、今でも神だと思っている。ティアドロップもヴィンテージ加工のデニムも、すべて“キムタク”の着こなしを意識してます。」